やさぐれSEの技術メモ

皆が辛い思いをしないようにハマったポイントなどを書きます

Elasticsearchのインストール及び設定 その6 X-Packのライセンス登録

はじめに

Elasticsearchは基本的に無料です。
X-Packについては有償版があり、購入をするとライセンスが発行されますので登録をする必要があります。

製品版ライセンスのダウンロード

製品版ライセンスはサポートに登録したメンバーのメールアドレス宛にURL情報が送付されますので、そこからライセンスファイル(jsonファイル)のダウンロードを実施します。
※有償版の購入をすると、メールアドレスの登録が求められます。(メーリングリスト可)

ライセンスの登録

ライセンスの登録方法はBASIC(無償版)と有償版の違いはありません。
事前にライセンスファイルをElasticsearchサーバにアップロードしてください。
※本手順ではRHEL#3の/root直下にアップロードした前提で記載をします。

# curl -XPUT -u elastic 'http://192.168.0.3:9200/_xpack/license?acknowledge=true' -H "Content-Type: application/json" -d @/root/ライセンスファイル名.json

{"acknowledged":true,"license_status":"valid"}

【ポイント】
 Elasticsearch6系からPUTの際は「 -H "Content-Type: application/json"」をAPI内に入れる必要があります。  

ライセンスの確認

下記のAPIを発行することでライセンスの確認ができます。

# curl -XGET 'http://192.168.0.3:9200/_xpack/license'
{
  "license" : {
    "status" : "active",  <================= 「active」であることを確認
    "uid" : "UIDが表記される",
    "type" : "gold", <=================== 購入した製品と合致しているか確認
    "issue_date" : "ライセンス有効日",
    "issue_date_in_millis" : 1518998400000,
    "expiry_date" : "ライセンスの期限日", <===== 基本1年更新なのでライセンスの期限日を確認します
    "expiry_date_in_millis" : 1550620799999,
    "max_nodes" : 8, <================== Master及びDataノードが対象で、総数以上であることを確認します
    "issued_to" : "登録者名",
    "issuer" : "Web Form",
    "start_date_in_millis" : 1518998400000
  }
}